四季ではなく五季?温暖化がもたらす季節感の変化
こんにちは。10月も中旬となり、すっかり秋らしい気候になってまいりました。
しかし、今年は残暑が長く続いたこともあり、秋物衣類の売上が伸び悩んでいるようです。そんななか、あるアパレルブランドが「今や日本の季節は四季ではなく、春・夏・猛暑・秋・冬の五季である」として、通常、8月から秋物の販売に切り替えるところ、9月以降も夏物衣料を中心に販売を続けた結果、昨年同時期に比べ売り上げが40%伸びたとのこと。
なるほどと思わせる反面、こうしたニュースを耳にすると、やはり温暖化の影響がさまざまな形で出てきているのだなぁと考えさせられます。
季節の感じ方も少しずつ変わってきていますが、東北地方の一部では早くも紅葉が見ごろを迎えたようです。奥入瀬や八甲田など数多くの紅葉の名所がある東北は、一度訪れてみたい場所ですが、さすがに関西からは遠く、いつか行ける日を夢見て、今年は奈良や京都といった地元近郊の名所を探して行ってみたいと思います。
今月のピックアップ作品
中大兄皇子、藤原鎌足ゆかりの古社の秋景を、壮麗かつ重厚に描いた後藤純男画伯の傑作