ひと味違う楽しみ方【京都市北区の堂本印象美術館】
こんにちはフォーラムKayaです。5月に入り、ポカポカ陽気に誘われて外出される方も多いかと存じます。
先日、ハイキングがてら少し遠出をしようと、近代の著名画家らがデザインした「ふろしき」の原画展を見に、京都市北区の堂本印象美術館に行ってきました。
近くには京都の観光名所として有名な金閣寺や龍安寺、足を延ばせば仁和寺などがある静かな場所です。
後で知ったのですが、美術館は2018年にリニューアルされ、外壁は開館当初の色合いに近づけようと、白をベースに黄色が所々に・・・。
その個性的な建物は堂本印象自らのデザインだそうで、とっても前衛的な印象を受けました。
本題の「ふろしき原画展」ですが、現在も風呂敷や袱紗を製造している会社が所蔵する作品で、図案を絵画のように壁に掛けたり、箱などを実際に包んだ展示など、デザインのみならず風呂敷の様々な活用方法まで楽しめるような工夫がされていました。
堂本印象、東山魁夷、山口蓬春、小野竹喬、前田青邨をはじめとする著名作家が手掛けた作品群は、華やかな色合いやデザイン性に富んだもの、何より、物を包んだときにこの模様がどんな配置になるかなぁなんて想像力をかき立ててくれるものがありました。
6月12日まで開催されていますので、お近くに寄られたさいは足を運んでみられてはいかがでしょうか!
絵画好きな方も新しい発見があると思いますよ~。