4年ぶりのお祭りから、芸術の秋へ/おすすめ9月の注目美術展
こんにちはフォーラムKayaです。 9月に入っても、まだまだ残暑厳しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年の夏は全国各地でお祭が通常通りに行われ、本来の活気ある賑わいが戻り、これぞ日本の夏と満喫された方も多かったのではないでしょうか。
関西で夏の祭りと言えば「京都・祇園祭」に「大阪・天神祭」です。いずれも歴史と伝統のあるお祭ですが、ある記事によりますと、今年の京都祇園祭の経済効果は約168億4,030万円とのこと。これは昨年2022年と比べると約30億円弱の大幅な増加となります。
新型コロナの5類移行、行動制限の撤廃、観光旅行客への支援、訪日外国人の入国制限の撤廃などにより、観光客が増加したことが主な要因と考えられます。やはり、人が自由に動けることが、いかに重要かと解ってはいながらも改めて考えさせられました。普段通りの日常生活が過ごせることに本当に感謝です。
暑い!熱い!お祭の後は、心潤す〝芸術の秋″でいかがでしょうか。
フォーラムKayaでも大変お世話になりました、2名の芸術家の個展が9月に大阪と京都で開催されますので、ご紹介させていただきます。お祭の後は、芸術の秋に相応しい絵画鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【フォーラムKayaおすすめ 9月の注目美術展】
伊藤尚子 漆芸・版画 作品展
■会期:2023年9月6日(水)~12日(火)
■会場:阪急梅田本店 7階 美術画廊
漆と版画インクの黒に魅せられて、漆芸と銅版画で作品を制作する伊藤尚子氏。今回の個展では、「眠りの国での月と子供たちの冒険譚」をテーマに、漆の深い黒が、深く暖かく彼らを包み込みます。
-依代の棲- 福島 一二三 展〈洋画〉
■会期:9月27日(水) ~ 10月2日(月)
■会場:高島屋京都店 6階美術画廊
京都で培われた感性と情感、日本的な典雅な趣を内包した作品で、洋画でありながら「和」の空間にも調和する作品で高い評価を得ている洋画家・福島一二三氏の高島屋京都店での2年ぶりの個展。
今展では神社仏閣、京都ゆかりの作品をはじめ、椿やかぶら等の花や野菜、そして新たな取り組みとして、魚や動物のモチーフにも挑戦した画家の優しい眼差しで描かれた作品世界をご堪能できます。
ぜひこの機会にご高覧ください。
※ご来場の際は開催についての最新情報をご確認の上お出かけください。
(展示の内容や期間などは変更になる場合がございます。)