【現代の超絶技巧】金工芸術の実力派 原田武氏の作品をご紹介いたします
こんにちはフォーラムkayaです。厳しい暑さが続く毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は、夏の風物詩である花火大会もようやく再開し、楽しみにされている方も多いと思います。関西では天神祭や淀川花火大会が有名で、帰宅途中にも浴衣姿の方をよく見かけます。
以前、テレビで尺玉花火の作り方を見たことがありますが、想像以上の緻密さに驚きました。日本の花火は繊細で芸術性が高いと言われているように、次々と変化する色彩や形を見れば納得ですね。卓越した技術と修練の上に成り立つ、まさに芸術作品です。
さて、今回ご紹介する作品は、数ある芸術作品のなかでも、人間技とは思えない高い技術と美意識によって作り出される原田武氏の金工作品です。新しい日本の価値を創造する才能ある芸術家たちに贈られる「Tokyo Midtown Award2014」においてグランプリを受賞するなど、今最も注目されるアーティストの一人として国内外で活躍されています。
圧倒的な写実力かつ精緻な造形表現、それでいてどこか懐かしく、また金属でありながら温もりさえ感じさせる独特の空気感が観る者の心を捉えて離しません。
原田武(はらだたけし)【略歴】
1984年 愛知県生まれ。
2009年 広島市立大学大学院芸術学部造形計画専攻金属造形分野 修了
【公募展】
2005年 第20回国民文化祭 ふくい2005美術展 佳作(福井市美術館/福井)
2009年 富士火災アートスペース2009受賞(関西国際空港/大阪)
第48回北陸中日美術展入選(金沢21世紀美術館/金沢)
2011年 広島KAZARU展奨励賞・テーマ賞(瀬山陽史跡資料館 /広島)
EAST-WEST Art Award Competition 2011 Encouragement Prize (La galleria /ロンドン)
2012年 EAST-WEST Art Award Competition 2012入選(La galleria /ロンドン)
2013年 第8回TAGBOAT AWARD入選(世田谷ものづくり学校 /東京)
次世代工芸展入選(京都市立美術館 /京都)
2014年 Tokyo Midtown Award2014 グランプリ(東京ミッドタウン /東京)
2016年 岡本太郎現代芸術賞入選(岡本太郎美術館 /神奈川)
【個展】
2016年「原田武金属造形展」(アートデ アート・ビュー/大阪)
「原田武鍛金工芸展」(船橋 東武 /船橋)
2017年「原田武金属造形展」(Gallery Seek/京橋)
【グループ展】
2006年 日韓金属造形作品展 (市民交流プラザ, 広島/Gallery Wooduk ,ソウル)
2008年 ARTEXPO2008 IN NEW YORK 出品
(ジャコベ・コンベンションセンター/ニューヨーク)
2011年 広島「KAZARU」展 ~伝統技術に新風を~ (瀬山陽史跡資料館/広島)
韓日金属造形展 (日本大使館広報文化院 シルクギャラリー /ソウル)
2012年 Art for Sale for a Charity by EWAA artists (Showroom in Kings Rood /ロンドン)
2012年 広島市工芸作家招待展 (Fashion Jewelry Town 3FExhibihionHoll/大邱 韓国)
EAST-WEST Art Award Competition 2012 Finalists’ Exhibition (La galleria /ロンドン)
2013年 広島KAZARU展 参考出品 (瀬山陽史跡資料館 /広島)
2015年 ストリートミュージアム 六本木アートナイト (東京ミッドタウン/東京)
次世代工芸展 (京都市立美術館 /京都)
2016年 Affordable Art Fair (F1 Pit Building /シンガポール)
東京アートフェア (東京国際フォーラム/東京)
2017年 Infinity Japan (台北ミラマーガーデン/台湾)
【パブリック・コレクション】
2008年 「鳳凰」(佐伯区民文化センター / 広島)