こんにちはフォーラムKayaです。3月に入り、日中の暖かさに春の兆しを感じるこのごろです。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先日、所用で彦根市に訪れた折、空き時間を利用して、暖かい陽射しと時折吹く冷たい北風のなか彦根城に行ってきました。

彦根城は、井伊直継、直孝兄弟により約20年の歳月をかけて築かれた名城で、元和8年(1622)に完成。幕末の大老・井伊直弼を生み出した井伊家が、14代にわたって藩主を務めていました。

月明りに照らされた彦根城は「琵琶湖八景」に選定されるほどとても美しいと言われています。残念ながら今回は観ることは叶いませんでしたが、国宝に指定されている天守や、重要文化財の天秤櫓など、見どころは満載でした。

国宝彦根城天守

天守は3階3重の屋根で構成されており、3階には高欄付きの「廻縁」を巡らせるなど外観に重きを置き、変化に富んだ美しい姿。城本来の機能である軍事面でも優れています。昭和27年(1952年)に国宝に指定。彦根城以外の国宝天守は、姫路城・松本城・犬山城・松江城の4城のみ。

重要文化財 彦根城天秤櫓

大手門と表門からの両坂道を登りつめたところにあり、登ってきた敵兵が天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸へ侵入することができず重要な拠点となります。この廊下橋に接続する櫓門部分を中央に、両坂道に面している多聞櫓の角を二重櫓にすることで左右対称となり、天秤櫓の名が付けられたとあります。

また、隣接する国指定の名勝、玄宮園は、広大な池を中心に、丘や橋など変化に富んだ回遊式庭園になっています。約340年前に造営され、火事などにより焼失しましたが1977年に復元され、今では園内にあるお茶席 鳳翔台でお抹茶をいただきながら季節感のある景色を楽しめ、また反対方向には、彦根城天守を仰ぎみることができます。

私もしばし先人たちに想いを馳せ、ほっこりとした時間を過ごすことができました。

名勝 玄宮園

玄宮園は下屋敷である槻御殿(現楽々園)に伴う後園として江戸時代前期に作庭された大規模な池泉回遊式庭園です。また紅葉をはじめとする、玄宮園内の木々や草花が四季折々の表情を見せています。

お城近くのお団子屋さんの店主に聞いたのですが、城壁を囲むように立っている約1100本の桜が咲き誇る、これからの季節が非常に見頃とのことです。

京都から車で約1時間30分、皆様もドライブがてらに訪れてみてはいかがでしょうか。

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