こんにちはフォーラムkayaです。

全国的に厳しい寒さが続いていますね。先月末は大阪でも凍てつく寒さとなり、普段は雪の降ることが少ない地域でも積雪がみられました。皆様、くれぐれもお体には気を付けてお過ごしください。

さて、ニュース情報になりますが、今年は富士山が世界文化遺産に登録されて、10周年になるそうです。

〝一富士二鷹三茄子″といわれるように、初夢に見ると縁起が良いとして日本人には昔から馴染みがありますが、昨今は海外からの登山者や観光客も増え、世界的にみても富士山の知名度の高さと人気は圧倒的だと感じております。

美術の世界でも富士は重要な題材の一つですが、今回のブログでは片岡球子画伯の「富士」について触れたいと思います。

片岡画伯が描く『富士』の魅力は、鮮烈な色彩、大胆な構図、一度見たら忘れられないインパクトの強さではないでしょうか。私も初めて見た時は、「ポップな富士山だ」と驚いたものです。同時に、作家が生きた時代を思うと、作風が斬新というか、とてもお洒落に感じました。

生涯にわたって挑み続け、99歳になるまで写生を続けてこられた「富士シリーズ」は、画伯の最重要テーマのひとつであり、高い人気を誇ります。

期間限定にて、貴重な生前制作のリトグラフ作品を当ギャラリーで展示しておりますので、お近くに来られたさいはぜひお立ち寄りください。

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