中村祐子 日本画展【伝統的技法と現代的センスで詩情あふれる世界を描く】
家で楽しむ小さな個展 フォーラムkaya 特選逸品館
古来の日本画への敬意を持ち、伝統的な花鳥画に古典的な技法を用いた麗しい絵画空間を創出し続ける現代日本画の才華 中村祐子氏。
早稲田大学で美術史を学んだあと、子どもの頃からの夢であった画家となるべく東京藝術大学に入学した異色の経歴を持つ中村氏の作品は、艶やかな花鳥画に鎌倉時代の仏画研究を通じて学んだ截金(きりかね)や、金箔、銀箔、雲母がふんだんに施され、その現代的で装飾性豊かな絵画世界は「令和の花鳥画」として高い評価を得ています。
きらめく花筏のなかを悠然と泳ぐ錦鯉を絢爛華麗に描きあげた30号の大作『花筏』や、゛百花の王゛牡丹を金や銀の輝きで荘厳した目にも艶やかな『牡丹』など、光と輝きに満ち溢れた中村祐子芸術の真髄が凝縮された全15作品をご用意いたしました。
作品はすべて中村氏が丹精込めて一作一作描いた肉筆日本画作品。繊細な筆運びや天然岩絵具の鮮麗な色彩はもとより、精緻に施された截金や金箔の輝きが観る角度によって表情を変化させ、眺めるたびに新鮮な感動をもたらします。
※2022年1月14日(金)まで受付