【肉筆画】水野由宇『蓮の花』
蓮は泥より出でて、泥に染まらず― 極楽浄土もかくや、御仏の台(うてな)のごとく蓮の花は荘厳に輝いて 花鳥画の名手が繊細優美に描きあげる肉筆日本画
滑らかで繊細な筆致と、絶妙な濃淡により着彩された聖蓮華。葉や茎の緑も瑞々しく生命力にあふれ、泥をものともせずに天に向かって伸びるそのさまは、極楽浄土もかくや眺めているだけで心が洗われるよう…。
流麗で繊細な筆致で一筆一筆手描きされ、日本画ならではの奥深い色彩美に彩られた本作は、現代花鳥画の名手 水野由宇氏の手になるもの。
幼子が小さな掌を合わせたような蕾から、堂々と咲き開く大輪の花となり、そして次の世代へと生命を繋ぐ花托へと変わりゆく蓮の姿は人の一生のようであり、さらには、この世に不変のものはなく、変わりゆくからこそ一瞬一瞬を大切に生きよと説かれた、お釈迦さまの教え「諸行無常」の心までも表しているかのようです。
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品番 | AK-G140 |
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仕様 | 技法/日本画 本紙/新絹本 画寸(約)/109.8×41cm 軸寸(約)/192×54.2cm 表装/三段表装(天地:綿パー 中廻:桜治緞子 一文字・風帯:金襴緞子 軸先/塗物)収納/直筆題字・署名・落款入り桐箱 |
価格 | 157,300円(税込) |