【文化勲章受章】平山郁夫『月華厳島』
潮が満ち、月光に浮かぶ幻想的な“青の世界”
本作の舞台となったのは、松島、天橋立とならび日本三景のひとつに数えられ、推古天皇の御代に遡ると伝わる厳島神社。
同じ広島に生まれた平山郁夫画伯にとってこの社の存在は大きく、スケッチを含め何点も描かれましたが、その中の代表的作品が本作『月華厳島』です。
厳島といえば、赤い大鳥居を描き込む華やかな昼景が多いですが、本作ではあえて回廊を進んだ奥まった地点から、地上に浮かぶ複雑な回廊建築の重なりを描いています。
月光のもと、海上に浮かぶ回廊が描かれ、群青の濃い色調でまとめられた画面に釣灯籠のほのかな灯りが幻想的な雰囲気を醸しだし、神宿る聖域そのものといった荘厳さを漂わせています。
商品の仕様・お買い物
品番 | AR-HI131 |
---|---|
仕様 | 技法/彩美版®シルクスクリーン手刷り・一部本金泥仕様 用紙/版画用紙 画寸(約)/縦34.1×横72.7cm 額寸(約)/縦54.5×横93cm×厚さ5cm 重量(約)/5.2kg 額縁/特注木製額金泥仕上げ、アクリル付き 監修/平山美知子(公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館館長) 証明/承認印を奥付と限定番号入り証紙を額裏に貼付 谷岡清(美術評論家・NPO法人美術教育支援協会理事長)による解説書付 限定制作/300部 発行/共同印刷株式会社 |
価格 | 363,000円(税込) |