ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女展」に行ってきました
厳しい暑さが続く8月24日の午前10時。大阪中之島美術館で開催されている「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」を訪れました。
開催4日目、月曜日の午前中ということもあって、館内は比較的落ち着いた雰囲気が漂っていました。

会場に入り、レンブラントやヤン・ステーンといった17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る名品を堪能。そして、フェルメール・ブルーに彩られた展示室に入ると、いよいよ「真珠の耳飾りの少女」との対面です。
静かな興奮に包まれた展示室の奥に、世界中の人々を魅了し続ける、その「少女」がいました。


画面の前に立つと、背景の深い黒が一層際立ち、彼女の存在感を強く浮き上がらせています。鮮やかなラピスラズリの青いターバン、かすかに開いた唇。ふと目が合った瞬間、数世紀の時間を飛び越えて、彼女の視線がまっすぐにこちらへ注がれているような錯覚を覚えました。
何より印象的だったのは、タイトルの由来でもある「真珠の耳飾り」の描写です。近くで見つめると、それは決して細密に描き込まれたものではなく、わずか数筆の白い絵の具の置き方によって、光の反射が見事に表現されていることが分かります。その職人技とも言える計算された筆致に、フェルメールという画家の凄みを改めて肌で感じました。

今回が“最後の来日”とも言われている「真珠の耳飾りの少女」。絵の正面に立てたのはほんの1~2分でしたが、とても濃密に向き合うことができた贅沢な時間となりました。
美術館で味わった感動を再び― ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
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0120-473-731
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