大観、青邨、古径が認めた夭折の天才、晩年の傑作

徹底した写実から幻想的・装飾的な表現まで、常に新しい画風を探求し続け、40歳という若さで早逝するまで数々の名作を残した速水御舟。本作は、伝統的な東洋画の構成と、大正時代末期の、“モダンな生活感覚”が融合した晩年の傑作。

御舟がかつて参禅修行した野火止平林寺境内に咲いていた想い深い梅の花と、所有していた伊万里の壺と組み合せ描いた、今なお新鮮な魅力にあふれる静物画です。

作品は、速水御舟のご遺族である速水夏彦氏の監修を得て、高精細の絵画複製技術によって制作されました。パールや銀、本金を施すことで画面に一層の深みと奥行が加わり、御舟芸術の魅力が余すところなく再現されています。

円満を示唆する鴛鴦をあしらった典雅で格調ある額装でお届けいたします。

速水御舟 略歴

1894年 東京浅草に生まれる。

1908年 松本楓湖の画塾に入門。

1909年 母方の祖母速水きくの養子となる。

1914年 雅号を「御舟」とする。再興第1回院展出品、院友推挙。

1917年 再興第4回院展に「洛外六題」出品、横山大観の激賞を受ける。

1923年 武蔵野野火止の平林寺に仮寓。参禅修行する。

1925年 「炎舞」(重要文化財)制作。

1929年 「名樹散椿」(再興第16回院展・重要文化財)制作。

1930年 イタリア政府よりオクイシュー・クーロンヌ勲章受章。

1938年 「瓶梅図」制作。

1935年 死去、享年40。

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品番AR-HM10
仕様技法/彩美版®︎シルクスクリーン併用(パール・銀・本金一部使用)

限定制作/200部

用紙/版画用紙

画寸(約)/縦53.0×横43.6cm

額寸(約)/縦75.0×横65.6×厚み3.1cm

重量(約)/約3.9kg

額縁/金泥仕上げ木製特製額(国産ハンドメイド゙、正絹草木織マット(鴛鴦花喰鳥唐草文緞子)

監修/速水夏彦

解説/石井幸彦(世田谷美術館主席学芸員)

原画所蔵/プライベートコレクション

発行/共同印刷株式会社
価格203,500円(税込)

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