【絹本肉筆画】吉倉美雪『六瓢』

六つの瓢箪と福を運ぶ二羽の雀、瑞々しく爽やかに吉祥の気韻がお部屋を満たします

病気がない「無病」に通じる「六瓢」、「厄」を啄み、子孫繁栄の象徴として尊ばれてきた「雀」。

本作は、花鳥、風景など伝統的な画題を得意とする日本画家 吉倉美雪氏が、縁起が良いとされる二つの意匠を取り合わせ端麗優美に描き出した肉筆日本画の逸品。

画面いっぱいに広がる爽やかな葉の緑の濃淡、一枚一枚に丁寧に施されたたらし込みによる着彩など、すみずみまで神経が行き届いた繊細な筆遣い、たらし込みやぼかしといった着彩の妙など肉筆画の魅力を直にご堪能いただけます。

風雅な趣を湛えた花鳥画として一年を通してお掛けいただける吉祥の肉筆日本画『六瓢』を、どうぞこの機会にご愛蔵ください。