森田りえ子『花四題』直筆サイン・番号入り

森田りえ子画伯作品の中で、最も高い人気を誇る糸菊。秋の澄みきった青空の下、大地に咲いた花火とも見まがう優美な姿に心奪われます。
淡紅色や薄紅色などの色彩のグラデーションが美しく、風情ある姿に惹かれます。艶やかな緑の葉につつまれた、今を盛りとばかりに咲き誇る五色椿を絢爛華麗に描きあげました。
金色の背景に満開の桜が浮かびあがり、幽かな風に花びらを散らす…。その風情が儚くも美しい作品です。
毎朝新しい花が開き、生命の歓びを謳歌する朝顔。しっとりと瑞々しい姿の中にもどこか官能的な風情を漂わせています。
季節ごとに掛け替えても、また並べて飾ると一層華やかな雰囲気をお楽しみいただけます。

艶やかに、華やかに咲き誇る花々―

春爛漫の桜、涼を誘う朝顔、澄んだ秋空に映える糸菊、凛と咲く五色椿の潔さ…。

日本の四季の美とその素晴らしさをあらためて伝えてくれる本作は、上村松園の再来と称され、現代日本画壇を牽引する画家森田りえ子画伯が、四季折々の花の姿を生き生きと、かつ妖艶に描いた目にも鮮やかな四作品。

趣の異なる花々がそれぞれに存在感を際立たせながらも、森田画伯の手により絶妙な調和を奏で馨しい日本の四季を感じさせてくれます。

高精細な複製技術により森田画伯の繊細優美な筆致や圧倒的な色彩美までつぶさに表現。花々の旺盛な生命力と、どこか官能的とすらいえる妖艶な美しさが観る者の胸に迫ります。

略歴

1978年　京都市立芸術大学美術学部日本画本科卒業。

1980年　京都市立芸術大学日本画専攻（現大学院）修了。

1986年　第一回川端龍子大賞展大賞。

1987年　第九回山種美術館日本画大賞展。（‘89・‘91・‘93・‘95）

1990年　第一回菅楯彦大賞展準大賞・市民賞。

1992年　京都府文化賞奨励賞。

2003年　光が丘美術館10周年記念「森田りえ子展」。

2006年　京都迎賓館に作品制作。

2007年　金閣寺（鹿苑寺）本堂杉戸絵および客殿天井画制作。

2011年　京都府文化賞功労者受賞。

2012年　日本・オマーン国交樹立40周年記念「森田りえ子日本画展」（オマーン）。

2013年　京都市立芸術大学客員教授就任。

2016年　京都美術文化賞受賞。

他個展多数開催、無所属。

品番	AR-MR34A　4作品セット AR-MR33『花』 AR-MR34『朝顔』　 AR-MR35『秋華』 AR-MR36『五色椿』
仕様	技法／ミクストメディア用紙／特漉版画用紙額縁／特製木製金色仕上げ額額寸（約）／36.2×41cm 限定制作／各35部作家直筆サイン・限定番号・落款入り
価格	各132,000円（税込）セット528,000円（税込）